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SEKAI NO OWARI 2010-2019

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2020年2月13日、待ちに待ったSEKAI NO OWARIベストアルバム、"SEKAI NO OWARI 2010-2019"完全生産限定プレミアムBOXが自宅に届いた。昨年、デビュー10周年記念日である2月10日に発売を発表後、新型コロナウイルスによる発売延期を経て1年越しのご対面。自分の一番好きなアーティストの初のベストアルバム、わくわくが止まらない。前々からレビューというものをやってみたいと思っていたので、初めてのレビューは親愛なるセカオワにささげようと思う。

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Disc1
  1. 幻の命
  2. 虹色の戦争
  3. スターライトパレード
  4. 天使と悪魔
  5. Love the warz
  6. yume
  7. 銀河街の悪夢
  8. 花鳥風月
  9. 死の魔法
  10. 不死鳥
  11. 眠り姫
  12. 炎と森のカーニバル
  13. 深い森
  14. Fight Music
  15. インスタントラジオ

最初にDisc1を聴いた感想が「これそのままライブのセットリストにしてほしい!」だった。しばしば自分が聴いてみたいライブのセットリストを妄想したりするのだが、今まで僕が考えたどのセットリストよりも良いと思ってしまった。なのでこれを聴くときはライブに行ったような気持ちで聴いて一人で盛り上がっている。周りにバレないように。

インディーズデビューシングルである1曲目「幻の命」はこのアルバムの始まりを予感させる。この曲は、語弊があるかもしれないが、涙が流れそうになるのになんだか流すことができない、何とも言えない気持ちにさせる。その一方で、どこかほっこりした幸福も感じる。それにしてもこんな曲がデビューシングルなんて、尖ってるなあと思う。

そこから人気曲が続き、6曲目「yume」。僕が一番好きな曲。タイトルの通り夢について、ポップに、力強く歌った曲。今も僕の人生に寄り添ってくれている、大切な曲である。

この後の曲が、7曲目「銀河外の悪夢」。好きな曲の一つではあるが、これを聴くときは毎回心の準備がいる。ラジオで流そうとしたらストップがかかった(らしい)ぐらい重い曲。yumeのような比較的明るい曲の後にこれを持ってくるのはセカオワはドSとしか言いようがない。その後の曲も大好きな曲が続くのでここら辺はかなり気に入っている。

11曲目の「眠り姫」はライブで聴けてよかった曲の一つ。初期の曲なので、生で聴くことは無いんじゃないかと思っていたが、2019年のツアー"The Colors"で聴くことができてとても嬉しかったのを覚えている。12曲目の「炎と森のカーニバル」もライブで聴いて感動した。もともと好きな曲ではあったが、ライブ化けがすさまじい曲として強く記憶に残っている。ライブでは実際に炎が上がってめちゃくちゃ熱かった。寒かったので助かった。

13曲目の「深い森」は最もセカオワらしい曲と言えると思っている。実はライブで聴くまであまり聴いたことが無かったのだが、遊園地のようなかわいらしい曲調が印象に残り聴くようになった。あるとき「そういえばちゃんと歌詞見たこと無いな」と思い、深い森が収録されているアルバム"ENTERTAINMENT"の歌詞カードを開いた。すると楽しい曲調とは真逆の、重く、目を背けたくなるような言葉が綴られていた。僕の中のセカオワの象徴のような曲だと思う。

そして14曲目「Fight Music」と15曲目「インスタントラジオ」。どちらもライブのアンコールでよく演奏される定番曲。聴くと全力でタオルを回したくなってしまう。Disc1の終わりにふさわしい曲たち。

 

Disc2
  1. RPG
  2. スノーマジックファンタジー
  3. プレゼント
  4. MAGIC
  5. ANTI-HERO
  6. サザンカ
  7. Death Disco
  8. LOVE SONG
  9. ムーンライトステーション
  10. YOKOHAMA blues
  11. イルミネーション
  12. Hey Ho
  13. SOS
  14. Dragon Night
  15. RAIN
  16. Summer(※ボーナストラック)

 1曲目はみんな大好きRPG。映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!の主題歌だ。ミーハーな僕はこれでセカオワを知ったので思い出深い。ここから4曲目のMAGICまで明るい曲が続くが、5曲目は「ANTI-HERO」。これもタイアップ曲だ。これと「Death Disco」で「サザンカ」を挟むなんてどうかしている。落差がすごすぎて心臓えぐれそう。

8曲目「LOVE SONG」は高校を朝から気分が悪くて早退したときにMVを見たので変に印象に残っている。確かにラブソングって言っても恋愛だけじゃないよなぁと思いつつ、もっと精神的にしんどくなってしまった。

9曲目「ムーンライトステーション」はかなりお気に入り。汽車の音に加え、雅楽で使われるような楽器が使用されており、日本らしさとセカオワが混ざり合っている感じが好き。この流れで「YOKOHAMA blues」に続くのもおしゃれだと思う。切ないけど、次の「イルミネーション」で少し幸せな感情に戻してくれるので助かった。

12曲目「Hey Ho」はRPGアンサーソング、もしくは続編として知られていると同時に、動物殺処分ゼロプロジェクト、ブレーメンの支援シングルでもある。それを考えると、この曲の歌詞はより一層肉体的になる。明るい曲調で楽しい曲であるが、是非歌詞を見ながら、SOSをScream Of Silenceと解釈した意味を考えて聴いてほしい。

そして13曲目は「SOS」である。このSOSはSound of Silenceだ。セカオワは本当に僕を苦しめてくる。次の曲が「Dragon Night」じゃなかったら多分ここで倒れてしまう。

Disc2はかなり心を揺さぶってくるので、最初に聴いたときはしんどかった。なのでこっちはけっこうシャッフルして聴いている。たまに何も考えずに聴くとそれはそれで楽しい。

ちなみにボーナストラックの16曲目「Summer」、めちゃくちゃよかった。あぁ、アルバムの終わりだなぁってなる。今のセカオワも昔のセカオワも感じられるような、積み重ねを感じる曲だと個人的には思う。サブスクリプションサービスにはないはずなので、是非CDを購入して聴いてほしい。

 

DVD
  1. 青い太陽 from ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010
  2. 幻の命 from SHIBUYA C.C.Lemon Hall
  3. ファンタジー from ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011
  4. 虹色の戦争 from SEKAI NO OWARI at NIPPON BUDOKAN!!!
  5. 眠り姫 from ZEPP TOUR 2012 ENTERTAINMENT
  6. RPG from ARENA TOUR 2013 ENTERTAINMENT
  7. Death Disco from 炎と森のカーニバル
  8. スターライトパレード from 炎と森のカーニバル -スターランド編-
  9. 銀河街の悪夢 from 炎と森のカーニバル -スターランド編-
  10. 炎と森のカーニバル from TOKYO FANTASY
  11. インスタントラジオ from TOKYO FANTASY
  12. ムーンライトステーション from Twilight City
  13. Dragon Night from Twilight City
  14. Fight Music from Twilight City
  15. ANTI-HERO from The Dinner
  16. 天使と悪魔 from Tarkus
  17. サザンカ from INSOMNIA TRAIN
  18. 白昼の夢 from INSOMNIA TRAIN
  19. スターゲイザー from INSOMNIA TRAIN
  20. イルミネーション from uP!!!FESTIVAL 2018
  21. RAIN from SWEET LOVE SHOWER 2019
  22. すべてが壊れた夜に from The Colors

まず、22曲もある。嬉しい。初期の夏フェス出演から、セカオワの代名詞のようなド派手かつ作り込まれたステージまで、22曲も。しかも今まで映像化されていなかったTOKYO FANTASYまで。これは買うしかない。

特にINSOMNIA TRAINのスターゲイザーは圧巻だった。本当に観てほしい。

 

スペシャルコンテンツ

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「針無し時計」や「白い時計」と言われている、自主制作したデモアルバム「sekai NO oWARi」の復刻版CD。僕も初めて聴いたが、「あ、自分が知ってるセカオワだ!」となったり、「当時はこういうアレンジだったのか~」となったり、歌詞もちょっと違ったりと、とても楽しい。FUKASEさんの歌い方も今とちょっと違う気がする。個人的には「青い太陽」が今とかなり違うのにSEKAI NO OWARI、さらにEnd of the Worldを感じることができてとてもよかった。

History of SEKAI NO OWARI

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制作期間なんと約6年、生い立ちから結成、デビュー、現在のセカオワまでを網羅した、まさにセカオワの「図鑑」。僕のようなファン歴が浅いという人でも、当時のセカオワに思いをはせることができる。楽曲制作の話やライブレポなどはもちろん、当時のグッズやメンバーが使っている楽器に至るまで、なかなか見られない貴重な資料や写真を交えながらなんと約370ページ、本当に盛りだくさんな内容だ。「ファン必携!」と声を大にして言いたい。

 

おわり

SEKAI NO OWARIはやはり最高だ。新しい曲を聴くたびにこのバンドを好きでよかったと思える。いつでも自分を楽しませてくれる。きっとこれからもたくさんの情景を見せてくれるに違いない。このベストアルバムで改めてそう感じさせてくれた。彼らの音が、詞が、世界が、大好きだ!

読んでいただきありがとうございました!